自分自身にパッチギ！

　『パッチギ！　LOVE&PEACE』たねち目線感想☆

【書いた日時：５月２０日】　※ネタバレを含む可能性あり。ご覧になられたい方のみご覧下さい。

観て来ました！いや〜藤井隆さん最高ですよ！ベタで単純なコトバで恐縮ですが、本当に素晴らしいと人って単純な言葉になるものですね〜。本当に藤井隆さん、日本アカデミー賞助演〜モノの大熱演！！最初からエンディングテーマまで一時たりとも見逃せません！
井筒監督も「主役でもいいくらい重要で、すごい熱演やったよ〜アカデミーもんやね」と１９日の土ダメで褒めちぎっておられましたが、おっしゃるとおりです！
重たい内容の中で、藤井さんの新喜劇ならではのコミカルな演技や扮装は、一服の清涼剤のようです。会場からも藤井さんのコミカルシーンでは度々爆笑が起きておりました。辛い中でもたくましく明るくいきていく力を感じる名演でしたよ！！

コミカルなところもあれば、藤井さん演ずる元国鉄職員・佐藤の孤独な部分では、シリアスな素晴らしい演技！体全体から搾り出すように、悲しみを見事に表現されてました。泣くシーンはこちらも泣きそうでした。ある人との再会のシーンが本当に泣けました。藤井隆さんは国鉄職員だったのに、その時は捕まってて手錠をかけている・・・なんとも嬉しくも切ない再会でした・・・。